このコーナーは、私が今取り組んでいる最新情報をお知らせするコーナーです。
 このコーナーに関してのご質問がございましたら、メールでどうぞ。


2017/12/16
 「Koyo2015」
     

     
主要諸元
全幅・・・・・・・1,286o
全長・・・・・・・1,000o
全重量・・・・・1,260g
主翼面積・・・24,6du
翼面荷重・・・52,8g/du
翼型・・・・・・・14%厚・完全対称テーパー翼
エンジン・・・・ENYA SS-15
プロペラ・・・・8×6
プロポ・・・・・4ch

・原寸設計図 ・胴枠及びリブ型紙(A4用紙)付き・・・・・ 2,000円(税込・送料込み)


2017/03/12
  「ふぐ号」完成しました。こちらから詳細へ

2017/02/21
 「アトラス・ポニー15」  価格 14,000円(税込)

アトラス・ポニーは、元々は1966年にキットメーカーの工藤プロダクトから発表された機体で、原設計は工藤東氏です。
私がまだ子どもの頃でしたので、アトラス・シリーズは羨望の的でした。当時私がUコンを楽しんでいたころに大人の人たち
がラジコンを楽しんでいたのを周りから見ることだけしかできない時代です。当時よく見かけたのは「シングルボタン打ち」
でエレベーターも無く、コントロールもままならないラジコン事情でしたから、自立安定のよい自然と飛ぶような高翼機がほ
とんどでした。そのような状況の中でアトラス・ポニーは「低翼機」で、しかも「エルロン機」で「エレベーターが無い」の
ですから、このような機体は本の中で見るだけ・・の感じでした。当時からエンジン機に興味を持ち、還暦を過ぎたマニアの
方なら同じように感じていたのではないかと思います。私はラジコン技術の広告の写真を見て、いつかは飛ばしてみたい・・
と思っていた機体です。そのような想いを
2010年にオリジナル機として現在のメカやエンジンに合わせてアレンジして発表し
ました。私が発表したポニーを再度水谷氏と相談してまとめ上げた機体が今回ご紹介する「アトラス・ポニー
15」です。

キット化するにあたり、原型の機体のイメージをできるだけ再現し、機体が作りやすい構造にし、飛ばしやすい機体にしました。
本キットは以上の点を考慮し、ビストウのキットメーカーとしてのノウハウを取り入れ、正確なレーザーカットで仕上げました。
きっとご満足いただけると思います。

      

      

      

      



2017/02/21
 O.S.「ふぐ号」復活プロジェクト
 本機のように、年数が経過している機体は当初はキットがあったとしても今はキットが無いことがほとんどです。また
、本機のように、実物の機体が残っていることは稀なことです。この機体は残存している機体から横関氏が図面を描いた
とのことで、この図面もまた大変貴重なものです。どのようにして図面を描き起こしたのかについては、横関氏から直接
お話をいただき別コラムで紹介されています。初回は、私がラジコン技術編集部に出向いてこの図面を拝見しながら図面
をどのように読み取るのか、どのようなことが読み取れるのか、等を掲載しました。この時点では、まだ機体は編集部に
届いておらず図面だけから推測も含めて読み取りました。図面を見ていると実際の機体の様子、構造などが目に浮かんで
きます。図面は平面ですが、立体として考えるために正面図、平面図や側面図などが描かれている図面を組み合わせて頭
の中で構成していくと各パーツの組み合わせが見えてきます。図面をジックリと見るのは楽しいものです。その後、何日
か経過し、大阪から東京の編集部に機体が届いたことを聞き、すぐに編集部に実物を見に行きました。やはり、図面を見
て想像していた通りの機体でした。特に本機の特徴である胴体前部の丸みは、図面を見た時に「ずいぶん太いな」と思っ
たのですが、実物を見ると「なるほど」と納得することができました。今回は、実物が現存していたのでこのような確認
ができましたが、最初にも述べましたように、このようなことは非常に珍しいことです。製作する上で現存する機体を目
にすることができたのはラッキーでした。


第1回 2016年10月号 P50 図面から読み取れること
第2回 2016年11月号 P48 図面からパーツを描き起こす
第3回 2016年12月号 P50 図面からパーツを切り出す
第4回 2017年 1 月号 P52 機体を組み立てる
第5回 2017年 2 月号 P66 フィルムを貼る
第6回 2017年 3 月号 P58 機体を仕上げる
第7回 2017年 4 月号     完成・フライト

      

      

      

      

      


        

  



2016/03/08
新作機 「九試単座戦闘機」

20137月、宮崎駿監督による映画「風立ちぬ」が上映されました。映画の内容は零戦を設計する前段階の試作機の
設計開発のことが中心で、その機体が「九試単座戦闘機」でした。堀越氏が今までの機体の性能を大幅に上回る機体
を開発し、そのテスト飛行では周囲を驚かせた高性能であった様子が表現されていて映画を観ているとわくわくする
内容でした。零戦はあまりにも有名でキットも多数ありますが、この機体はあまり取り上げられることがないようで
したので作ってみました。テストフライトでは、大変飛ばしやすく安定していました。主翼下面はフラットですが、
高速飛行でも水平に飛行し、扱い易い機体です。エンジンは、ENYA36-4C、翼面荷重は、56g/du程度です。
本機の製作など詳しいことは、2016年4月発売のラジコン技術5月号に掲載予定です。

    

   フライト画像は、全てラジコン技術より提供していただきました。
     

     


2015/07/05
新作機 「ニューオリンズ40SP」 レーザーカット・バルサキット
ラジコン技術誌2015年7月号のNEW MODELページで紹介させていただきました。
8月号には、本機の製作記事を掲載します。詳しくは本誌をご覧ください。


     
 
     

     

     

新作機 「ニューオリンズ40SP」 レーザーカット・バルサキット
ラジコン技術誌2015年7月号のNEW MODELページで紹介させていただきました。
8月号には、本機の製作記事を掲載しました。詳しくは本誌をご覧ください。

    

  
 


2015年5月号掲載
新作機 「
crane(クレイン・鶴)」完成!原寸設計図・胴枠等販売します!
ラジコン技術1969年4月号掲載の「アトラス・サニー」を元に新たに改良を加えて製作したのが本機です。
当時の記事では、「15〜29」クラス(2サイクル)となっていますが、15クラスではエレベーター無しの2ch(エンコンとエルロンのみ!)。
3chでは、エレベーター付きとなり、19クラス搭載です。4chでは、ラダー付きのフル装備です。4chでは、サーボの重量も増えるために
エンジンは、29クラスを推奨しています。

現在では、4ch装備でも重量は軽く、15クラスでパワーも十分です。折り込み設計図から原寸設計図を起こし製作しました。
当初は、アトラス・サニーそのものの復元を考えていましたので、アトラス・サニーの図面を先に完成させました。その図面からそのまま
製作しようと思いましたがビストウさんと相談しキット化を目指して依頼をしているところです。こちらもキットができましたらご紹介いたし
ます。

サニーの図面が仕上がった後、ラダー面積を増やして現代風に(・・とは言ってもサニーの懐かしいクラシックな雰囲気は残っていますが・・)
アレンジして新作機としたのが本機
「crane」です。
先日、初飛行を行いましたのでご紹介します。詳細は、ラジコン技術誌2015年5月号に発表されましたのでご覧ください。

  以下のフライト撮影画像は、ラジコン技術誌編集部よりご提供いただきました。
主要諸元
全幅・・・・・・・1,240o
全長・・・・・・・  960o
全重量・・・・・1,260g
主翼面積・・・  26du
翼面荷重・・・48,5g/du
翼型・・・・・・・NACA2414 14%厚・半対称・矩形翼
エンジン・・・・ENYA SS-15
プロペラ・・・・8×6
プロポ・・・・・4ch

・原寸設計図 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2,000円
・胴枠及びリブ型元板 (未カット) ・・・・・・1,000円
・オリジナルキャノピー(エンビ製)・・・・・・・1,000円
購入希望品名、住所、氏名を記入の上、メールでお申し込みください。
上記金額は、送料・税込みです。
代金は、銀行口座振り込みでお願いします。
銀行名・口座番号等は、メールにてお知らせします。

(現金書留での送金をご希望の場合は、メールでお問い合わせいただくか、ラジコン技術誌、2015年5月号掲載の住所をご覧ください。)
     
 エンジンは、ENYA SS-15、ペラはAPC8×6、燃料はNASA25%です。力強い飛行が見られました。

         
   フィルムは、オラカバを使用しています。キャノピーは、クリアエンビを使用し、メタリックブルーを吹き付けました。

              
   三車輪形式のため、タキングから滑走離陸は大変スムーズでした。

              
  内部構造は、できるだけ軽量にするため、上面プランクは、バルサを丸めて貼りました。

        
  エンジンマウントの外側は、最初から曲線のカーブを付けてあります。
   



新作記事 「バルサキットで飛行機入門」
  第8回 「フライトチェックリスト」ご利用ください。この下です!↓

ラジコン技術 2013年5月号から何回かに分けてラジコン機の製作入門編の
記事を執筆しています。先日発売になった5月号では「キット製作への第一歩」と
題して、機体製作に使用する工具や接着剤のことを取り上げました。
実際に私が何十年も使い続けている工具を写真で取り上げています。
今までにオリジナル機を何機も発表させていただいていますが、どのような工具を
使っているか参考になると思います。皆様が使っている道具と変わりないものが大半
だと思いますが、足りないものがありましたら準備していただくとこれからの製作が
スムーズになるのではないかと思います。是非ご一読ください。
今後順次製作に入っていきますが、「入門編」という主旨から今までの製作記事以上に
丁寧に製作方法を伝えていきます。今までに「どうもうまくいかない・・」などのお悩みが
ありましたら、参考になるかもしれません。お楽しみに!!

 
ラジコン技術5月号の表紙 表紙にもタイトルが出ています
 
本文99ページ        本文100ページの内容

※連載も最後のフライトになりました。フライトに出かける時に忘れ物のないように
チェックリストを作成しました。どうぞご利用ください。
※なお、表はPDF版もあります。ダウンロードしてご利用ください。

フライトチェックリスト表    20150311フライトチェックリスト PDF版 はこちらから

フライト持ち物チェック表
工具等 年 月 日 年 月 日 年 月 日 年 月 日
1 送信機
2 送受信機用バッテリー
3 主翼一式
4 胴体一式
5 プラグレンチ
6 プラグヒーター
7 ドライバー一式
8 六角レンチ一式
9 ペンチ等
10 燃料
11 燃料ポンプ
12 スターター
13 スターター電源
14 セーフティスティック
15 プラグ予備
16 プロペラ予備
17 スピンナー
18 タコメーター
19 軍手
20 ウエス
21 オイル
22 古歯ブラシ
23 瞬間接着剤
24 カッター
25 ハサミ
26 救急セット
27
28
29
30

test   漢字タイトル   kanjitest
新作 アプローチL用「フロート」A−40F
2012年12月10日発売のラジコン技術に「アプローチL」が発表に
なります。この機体に合わせてフロートを開発してきました。
あともう少しで完成になります。
開発の様子をご覧ください。
全  長  800o
最大幅   90o
容  量   片方で約3000cc
重  量   片方で150g
  

  

2012年10月 新作機の発表です。
機体名「アプローチ−L」(アプローチ・エル)
あと、2〜3ヶ月先のラジコン技術誌に掲載予定です。
本機は、2003年8月号に「アプローチ」(肩翼機)として発表した機体の
低翼版です。ですからネーミングに「L」(Lowウイング)を付けたものです。
初飛行は、8月26日北川辺SSEクラブの水上機の集いに行いました。
当日は、大勢の方にそのフライトをご覧いただくことができました。
詳細につきましては、本誌掲載をお楽しみに・・・。
エンジン 4サイクル40〜50クラス
全長 1270o
全幅 1460o
重量 1635g (フロート640g)合計2275g
  

  

  

新作機の発表です。
機体名「Michi25」 2011年2月号のラジコン技術に掲載予定です。
エンジンは、2サイクル25クラスです。
Michi15より一回り大きく安定性も抜群です。
スローフライトがお好みの方に最適です。
(下記フライト写真は、ラジコン技術編集部提供)
 
 

スローフライトでは、↓このようなフライトも可能!!
 

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アトラス・ポニー  ラジコン技術2010年11月号掲載
 

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   縮小図面から機体を製作するには・・・
     例題機として製作した「アトラス キャビン30」
  フライト・インプレッションの詳しいことは、2006年10月号の150ページをご覧下さい。
  

この製作内容の詳しいことは、ラジコン技術2004年3月号115ページをご覧下さい
  
 最初は誰でも完成機やキットからラジコン機を製作すると思います。しかし、ある程度飛行できるようになると自分の思いが強くなってきますので、オリジナル機を製作してみたくなるのものです。でも、そう思ってもなかなかいきなりオリジナル機を設計からのことを考えますと、ちょっと手が出しにくいのではないでしょうか。そこで、その前のステップとして図面から機体を製作してみることが役にたちます。また、キットとして既に販売が終了していたり、どなたかのオリジナル機である場合はキットそのものが無かったりします。でも、図面だけは見つけた・・・こんなときに、何とかその図面から機体を製作してみたい・・・こんな気持ちになりますね。
 そこで、こんな場合にどのようにしたら機体を作れるのか、について私なりの方法を紹介したいと思って現在例題機として、工藤プロダクト(このメーカーは現在はありません。しかし、このメーカーの名前を聞いて「なつかしいなぁ・・」と思った方は、昔からラジコンを楽しんでいらっしゃるベテランの方ではないでしょうか)のアトラスシリーズのキャビン30を取り上げました。この機体の図面は、1968年のラジコン技術誌に掲載されていました。
 この機体は、推奨メカは何と「シングル・プロポの1ch」です。今ラジコンを楽しんでいる方は「どうやって飛ばすの?」と思われるでしょう。そうなんです。この1chは何に使うかと言うと「エルロン」です。あとは、ボタン打ちシングルでエンコンをコントロールします。ということで、「エレベーター」は無いのです。それで、宙返りができる、というのですからビックリしますね。そんな時代の機体です。
 さて、現在のフル装備のプロポと高性能なエンジンを載せたらどんな飛びになるでしょうか。楽しみですね。